テーマを意識しすぎたキーワードの安売りは混乱の元
ウェブサイトのテーマをコンテンツ化してたくさんのページで伝えることは、WEB担当者にとっては必要なことです。
それを伝える手段のひとつにキーワードを使った検索エンジン対策のSEOがあるわけですが、全てのページでメインキーワードを連呼させているウェブサイトがあるのは、ちょっと問題です。
メインキーワードの連呼がなぜ問題なのかを解説します。
ウェブサイトのテーマをキーワード化してSEOするに当たっては、各コンテンツページに合ったキーワードも用意する必要があります。
例えば「カルティエの新作長財布」を扱ったウェブサイトにおいては、トップページのタイトルは恐らく「カルティエの新作長財布|○○ショップ」と持ってくるでしょう。
ウェブサイトの構成としては、商品の紹介、カルティエの動向、長財布の利用法、他のブランドとの違い、価格や納期・支払い・配送の情報など、関連したコンテンツもたくさん用意できるはずです。
ここで、SEOを意識しすぎるあまり、各コンテンツページのタイトルにも「カルティエの新作長財布」を付けてしまうパターンがあります。
検索エンジンは確かにタイトルを重要視しますが、実際に検索ユーザーからの要求があれば、どのページが本当に検索ユーザーが必要としているのか、判断が出来ないですよね。
あえて検索エンジンを混乱に陥れるページ作りは、自らウェブサイトの評価を落とすことになります。